BL萌菜香のひとりごと
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新連載『時の向こうで』01〜03話

2017年03月20日 at 03:26

●01話 偽りの花嫁 2017.03.05 04:55更新
『おまえが元いた場所へ戻れるよう手を貸そう。その代わり、おまえも俺に手を貸すんだ』
 祭壇の前に跪き、敬虔な様子で目を閉じている隣のこの男は、さっき確かにそう言った。
 まさかあの突飛な話を信じてもらえるなんて、正直思っていなかった。
 自分でもいまだに信じられないし、むしろ全力で信じたくない話なんだから。
 信じてくれてありがとう。手を貸すと言ってくれてありがとう。最初に出会えたのが、あんたで本当によかったよ。
 元いた場所に……現代の日本に戻れるならなんだってする。
●02話 カリスマ将軍、ルカンジェロ 2017.03.11 08:10更新
 異変が起きたのは、オレがK大学史学図書館の大階段をおりていたときだった。急に足元のステップがポカリと消えて、真下に引っ張られるようにして落っこちたんだ。
 何ごとかと思ったときにはもう、この神殿の一室にあった水鏡の中に座り込んでいた。
 あり得ない状況に慌てて飛び出した回廊には、閉館時間に迫られていた夕闇は見当たらず、かわりに真昼のような鋭い日差しが照りつけていた。呆然とするオレの頬を撫でていったのも、梅雨どきの湿った空気ではなく妙に乾いた風で、見渡した先の光景には、さらに愕然とした。
●03話 第一皇太子、バルトロ 2017.03.18 08:13更新
 タイムスリップに、花嫁(男)の身代わり。もうこれ以上驚くことはないと思っていたのに、またしても驚かされた。
 まさか、第一村人ならぬ第一アンブロシオ人が、ひそかに憧れていたルカンジェロだったなんて。
 ルカンジェロ・アンブロシオは、古代アンブロシオ帝国第三皇帝の第二皇太子で、同時にアンブロシオ軍の将軍でもあった。弱小だった軍を整備強化し、奴隷のほとんどを自由奴隷として解放した賢人で、軍人のみならず奴隷たちからも人気のあったカリスマ将軍として、近隣諸国にまで名を残している。
 中学のときにたまたま聴いた安藤教授の講演会でその存在を知って以来、オレが憧れてやまなかった歴史上の人物だった。
『時の向こうで』

お久しぶりです。
リアルが忙しくて、こっちまで手が回りませんで。
せっかくの新連載も、3話一括の紹介となりました。

あ、2ヶ月ぶりに『王様の耳』も更新したので、よかったらそちらもどうぞ。
そっちの紹介はまた今度ね。
いつになるやら(笑)

さて、新連載です。
これで連載4本になりますね。すみません。がんばります。

この話は、じつは高校生のころからイメージしていた作品で、ごくごく一部を文芸部の友人に書いて見せたところ、誉められ有頂天になったものでした(笑)
何年寝かしたかは、あえて言いますまい(切実)

考古学者のたまご?がタイムスリップしたその先で花嫁になるだなんて、どこかで読んだような設定ですが。
まあ、まるで同じ話になるわけもなく、厚かましく書かせていただいています。

思い入れもあるので丁寧に書いていきたいと思います。
いや、ほかの作品が丁寧じゃないわけではないんですがね。


ストーリー重視系になるかと思います。
エロはちょいちょい挟む予定ですが、どんな濃さになるかは、書いてみないとわかりません。
今回『王様の耳』を更新するにあたって、自分がイタコ作家だったと自覚を深めたので、さらに見当がつかなくなりましたね。

また、3話目にして、攻め様がいまだまともに喋っておりませんで。
なるべくテンポよく書いていきたいと思います。


ですが。
今週もなかなか忙しい週になりそうでして…
ともかく、書けるときに書く。
それしかないですね。がんばります。はい。
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『恋人の望みを叶える方法』15話と16話

2017年02月26日 at 08:07

●15話 理性を崩してしまいましょう。 2/19更新
 幸成が「いれて」と言ってくれたときには、正直(助かった)と思った。本当の本気で限界だったんだ。
 これでやっと幸成のなかに入れる。俺がどれだけこのときを待ち望んでいたことか。
 禁欲していたこの二週間もそうだが、ここ数時間のキツさといったら……しまいには、あれだけ敵対視していた日向のことなど、脳裏を掠めもしなかった。
●16話 名前を呼んであげましょう。 2/26更新
 幸成の腰を抱きしめていた片腕を緩め、ふたたび壁に寄りかかる。幸成との距離がひらいて少しさみしくなったが、『証拠』を見やすくするためだ。仕方がない。
 腰をおとしきってはいない幸成をやや見上げる角度でじっと見つめながら、その動きを待った。
 キツく寄せた眉に、揺れ迷う潤んだ瞳は、挿れる前と同じく葛藤しているようなのに、…
『恋人の望みを叶える方法』(BL小説『親友をセフレにする方法』の続編)

ははは…( ´∀`)
更新情報が溜まっちゃったので、まとめてお届けです。

いよいよ合体です!
せっかく攻め視点で書いてるんだから、攻め視点の美味しいところを書かないと!

体感の気持ちよさも、五感からくる受けの様子萌えも、余すことなく!
見た目は余裕でも、内心かなり切羽詰まってるのがいい!
受け視点からじゃわからない攻めの努力(笑)

書いてて楽しいですが、加減がやはり難しい。
しつこいよね?話が進んでないもんね。
頑張ります。はい。

次回がどうなるかは、萌菜香にもわかりません(笑)
大悟、いくんかな?
堪えるんだろうか?
ま、どっちにしろ、幸成くんを満足させるに違いない(笑)
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『セリフじゃなくて』<12 あー、こほんこほん。ここは社内ですよ。>

2017年02月19日 at 08:23

 半ば胸を合わせるようなかたちに抱き寄せられて、鼻先が神坂さんの襟元へと埋まってしまう。しかも、直前まで「待って、離して」と抗おうとしていたために、抱き寄せられたその先で思いきり息を吸い込んでしまった。
 あ、ヤバい。
 頭の隅で他人事みたいに焦ってる自分がいる。
 そんな感覚になった時点で、すでに俺は普通じゃない。そう自覚はできていても、もうどうすることもできなかった。

『セリフじゃなくて』(恋人偽装ジレジレBL)

2月9日の更新でした。じつに10日前じゃないかぁ…
最近、リアルが忙しくて執筆もままなりませぬ。
が、書くことはやめませんよ。ちょっとずつでも書いてやる〜

で、『セリフ〜』ですが、
次回から、またカフェグリーンでのシーンに。
今回と、次回のあいだに、思い切りはしょる部分があるんですが、
この『セリフ〜』の裏側で、ひとつの物語が進んでいるんですよね。
雨宮さんの話が。

このあと、雨宮さんが挙動不審になるんですが…
そっちの話も書きたい!
書いちゃうか…
混乱はたぶんしない。短編含めて4本同時まではイけたから。
でも、雨宮さんの話は、短編じゃ終わらないんだよな。
どうしようか。

てか、書きたい話が多すぎて。
短編の『あの春の〜』の本編も書きたい。
娘からのお題の短編2本も書きたい。
なのに時間がない。
参りました。

読み手さんとしては、連載乱立はやめてほしいんだろうな〜
やっぱ、やめておくか。
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